Q.着物以外に入れるものは
A.毛皮、革製品、ウール、カシミヤ、などの動物性繊維の衣類、ベルト、バック。
その他、CDなどの記録メディアや、カメラレンズ、マイクなどを収納されていらっしゃる方もいます。
Q.着物を着る機会が多いので、使い勝手の良いたんすが欲しい
A.取り出しやすさを重視されるなら、お盆の多いものをお薦めします。
Q.着物を着る機会が少ない時は
A.引き出しの方が機密性も高いので、保存重視でしたら引き出し物をお薦めします。
Q.将来、同じ物の買い増しをしたい
A.同じ物でも生産環境で多少木目や色が異なりますので、同じ状態の物をご検討でしたら同時期の購入がオススメです。
Q.たんすを注文する時期は
A.製作からの納期は約2ヶ月となります。在庫がある場合は、2週間程度でお手元に届きます。 納品期日はできる限り梅雨を避けたほうが無難です。
Q.引き出しの中に直接着物を入れて良いですか
A.着物の場合、たとう紙に包んで収納してください。
Q.天板にほこりがたまるのですが
A.桐たんす専用のカバー(ゆたん)が有りますが、天板に和紙を引いて、1年に一度交換すれば良いです。ゆたんは洗うことは出来ません。
Q.鍵の付いている引き出しに貴重品を入れても良いですか
A.たんすの鍵は簡易的な構造のためセキュリティーは強くありません。引き出しを勢いよく引っ張ると壊れて開きます。
小さなお子様の開閉防止にお役立てください。
Q.たんすを設置するときの注意点は
A.極端に湿気の籠もらない環境でご使用ください。設置方法は水平な場所にたんすを置いた後、ガタツキがないかを確認してください。
畳や床の歪みによってガタツキが出る場合は、台輪の四隅のいずれかに固めの紙を差し込み、ガタツキが止まるように設置してください。
開戸の場合は、トビラの上端が一直線になるように細かく設置してください。
Q.クローゼットに置きたい
A.クローゼットの中はお勧めできませんが、どうしても置く場所が無い場合は、扉を外すか、扉を時々開けて換気をしてください。
Q.直射日光が当ってしまう
A.カーテンなどで直射日光が当たらない様に工夫をお願いいたします。
Q.たんすを遠方に送りたい
A.ご購入の商品は全国へ配送が可能です。据付、残材撤去(梱包材など)を行いますので、設置場所をご指定いただければ配送業者さまが丁寧に設置いたします。
Q.汚してしまった
A.汚れた部分を、濡らしたタオルを固く絞って拭くか、消しゴムで消し取ってください。それでも取れないときはご相談ください。
Q.金具が壊れた
A.壊れた金具を送っていただければ交換できますが、製品や年式により同じものが無い場合は、代替品となる場合があります。
Q.傷が付いてしまった
A.程度によりますが、少し凹んだ程度でしたらティッシュペーパーに水を含ませ、水が垂れないようにして貼り付けておけば戻る場合があります。
それでも気になる場合やひどく傷付けた時はご相談ください。その傷も1つの家族の歴史かも知れません。
Q.昔のたんすは引出の底板が割れていましたが、今も変わりませんか
A.当社では、引出の底板を横方向に使っていますので割れ難いですが、環境や使用況により割れる場合も有ります。
修理は可能ですのでご相談ください。 総桐合板のパール合板で加工した底板は割れません。
Q.引出が開かない
A.鍵が掛かっていないかご確認ください。
鍵が掛かっておらず開かない場合は、水平に設置されているかご確認ください。
Q.梅雨場、引出が開かない
A.当社では梅雨時期もできる限り開閉できる様に調整をしていますが湿気の度合いによっては開かなくなる場合があります。しかし桐が着物を保護している結果でもあります。
往々にして引出下部から開かなくなる場合が多いため、必要な物が収納されている場合は予め取り出しておいてください。
Q.自宅の桐の木で、たんすを作りたい
A.お断りさせていただいております。
成育環境が適正だったか不明であり、かつ分量が足りるかも一概には言えません。丸太養生で3年。アク抜き養生で2年。製造スタートまで5年掛かりの作業になります。
Q.理想の桐たんすが無いので、たんすを作ってほしい
A.手書きで簡単な図を書いてお知らせください。その図を元に図面を製作して、専門的な立場でご提案と、お見積もりをいたします。
お見積もりは無料にていたします。
Q.新築のたんす置き場に合わせて作りたい。
A.①可能であれば、新築の図面段階でお問い合わせください。環境的な面でもアドバイスが出来ます。製作はご自宅が完成後、実寸を計って製作いたします。
②たんす置き場は奥行き50cm以上を確保してください。
Q.会津桐製のたんすはありますか?
A.ご希望によって会津桐で仕立てることが出来ます。会津桐の在庫はございません。
Q.伝統的な砥の粉仕上げは出来ませんか
A.当社では、伝統的な砥の粉仕上げは行っておりません。
表面特殊加工をする事で、普段の生活の中で手垢等を、気にする事無くお使いいただく為の加工で、メンテナンス面においても優れており、お買い上げいただいたお客様からも喜んでいただいています。
Q.引越しや模様替えで移設をお願いしたいのですが
A.当社のサポートエリアでしたら、移設費は掛かりますがお手伝いいたします。
Q.隠し箱(隠し引出)は付いていますか
A.当社の9割の製品には付いていませんが、取付をご希望の場合はご相談ください。
付いている対象の製品が一部ございます。
Q.桐たんすの工場を見学できますか
A.はい、可能です。事前のご予約の上、工場をご案内いたします。
Q.防虫剤は入れたほうが良いのですか
A.衣類を食う虫がたんすのなかに混入した場合の殺虫効果は有りませんので防虫剤を適量入れてください。
Q.桐たんすに、謎の結晶が現れた
A.防虫剤を入れすぎると、防虫剤が気化して桐に付着し結晶化します。
【対策】乾燥した日に、衣類をすべて陰干しする事と、たんすの中に風を通して防虫剤を気化発散してください。それでも難しい場合はご相談ください。
Q.防虫剤を変えたら、きものが染みになった
A.防虫剤の種類を変えると成分が化学反応を起こして液化します。
防虫剤の種類は変えないほうが良いのですが、やむを得ず変える場合は同成分の物を使用してください。
これまでと異なる成分の防虫剤を使用する場合は、乾燥している日に、衣類をすべて陰干しする事と、たんすの引出を出して風を通し、防虫剤を確実に気化させた後に取り変えてください。