桐たんすの再生風景
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再生するものは、同じものは、ひとつとしてありませんが、
大まかな再生行程は下記のようになります
各部洗浄
まず金具を取外し、お湯で表面に塗ってある、とのこ(土塗料)、よごれ等をブラシでごしごしと洗い流します。桐たんすの再生を”洗い”というのもそこから来ているようです。 でも、洗っただけでは、ほどほどというか、それなりしか綺麗になりません
内部ペーパーかけ
内部にペーパーをかけます。
引出もですが、本体の内部もです。
こうすると黒ずんだところも綺麗に
表面荒かんなかけ
この工程では、おおざっぱに面とか 側板、前板を削り。このときよく、押しピンとか、くぎが 折れて隠れていたりするので 削るところをよ~くみて行います。それでも時として、削っているあいだに、でできたりすると、カンナの刃が折れたりして(^^;)
本体のキズ天板われ補修
本来桐は虫が付きにくいのですが以前は"めし糊"といって、ご飯を練って接着剤に使っていた為、その接着部分に虫が食ってはずれているものが。 スパットとはずれていればいい のですが、はずれていないものは、そこをこじ開けるようにしてボンドをいれてます。 ※ボンドに虫がつくことはありません
本体と引出棚板隙間の補修
本体の側板と、棚板が外れているものは、一旦大きく開いてボンド いれ、横から木くぎを、打ちこんで補強
本体仕上げかんなかけ
ここでは横の方を削ってますが 前面の面も、このとき削ります。桐たんすは、2重ね、または、3重ねになっているのですが、木の収縮率が違うので一段づつ、微妙にときとして、びっくりするほど、前後が違う場合があり、この調整が時間かかる。
輪の補修
タンスの一番下にある台です。 壊れかけているものは、作り直し
面材の張り替え
下地を整えてから、面材を貼る。 面材は、ほとんど角が潰れているので、このように取替。
引出のキズ補修
いろいろの傷が。角が潰れているものは、その部分を取ってから新しい桐材を補充。局部的な打ち傷には、ダイヤ型に桐を埋め込んだり
引出の角、上下の隙間補正
引き手の部分がどうしても
取り付ける金具にあわないものは全部うめ直し
引出の左右の隙間補正
引出しの側板は、すこしだけ削る
引出のかんなかけ
まず上下をあわせ、引出しが、スムースに入るように、しかも、きっちりと入るように、慎重に削りあわせる。その次に前面を削りで、慎重にも慎重さがいり職人技の真骨頂です。なお、この時、地板が出て来た場合は、単板を張ることに。
戸板のキズ、隙間の補修
割れ、小傷がいっぱい。
特に角はほとんど潰れてる
戸板のかんなかけと調整
戸板が微妙ねじれてたりしますから本体に少しづつ削って合わせる
木地での全体の点検
特殊なライトをあてて、引出しの出具合等を最終チェック
内部と裏壁のワレ補修
塗装が乾いたあと壁板の割れ 引出しの中の割れ等を補修
金具付け
金具も再生します。
サンドーペーパー等で磨いてから塗装をし再生します
最終の点検
引出し等にローを引き
微調整をして完成
九州一の桐たんすショールーム



